最終更新日2022.3.15(公開日:2021.04.05)
監修者:代表 江藤 准一
日本にもっとも近い韓国。文化的なつながりも深く、K-POPや映画などを日常的に目にすることから、留学先として選ぶ人が増えています。 韓国は経済が急速に発展した国であり、留学目的として語学はもちろん、ビジネス感覚やIT技術を肌で感じたいという声も聞こえてきます。
ところで、韓国留学には保険は欠かせません。その理由と保険を選ぶときのポイントを紹介します。
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最終更新日2022.3.15(公開日:2021.04.05)
監修者:代表 江藤 准一
日本にもっとも近い韓国。文化的なつながりも深く、K-POPや映画などを日常的に目にすることから、留学先として選ぶ人が増えています。 韓国は経済が急速に発展した国であり、留学目的として語学はもちろん、ビジネス感覚やIT技術を肌で感じたいという声も聞こえてきます。
ところで、韓国留学には保険は欠かせません。その理由と保険を選ぶときのポイントを紹介します。
韓国の気候は、冬場の気温がとても低いことを除いては日本と大きく変わりません。文化的には韓国料理屋やK-POPなどが日本に多く入っており、親近感を持っている日本人が多くいます。 逆に、日本の文化も韓国に入っているため、アニメなどをきっかけに有効な関係を築けることが多いようです。
物価は日本とあまり変わらないか、少し安い程度。外食などは意外と高く、観光客向けの店は特に高いと言われています。外食するなら詳しい人から情報収集をするか、自炊をすれば滞在費を安く抑えることができるでしょう。
治安は置き引きなどの軽犯罪が多いため、注意が必要です。また、地域によっては反日感情が強い人が多くなりますので注意してください。
衛生面に関しては都心部では日本と同程度で、新しい建物には水洗トイレが完備されています。ただ屋台なども多く、そういったところでは注意が必要です。 また、水道水は硬水であり、日本人にはあいません。飲み水にはミネラルウォーターをおすすめします。
支払い方法は月払いで、毎月25日に翌月分を支払うシステム。クレジットカードや自動振り込み、電子収納を選ぶと払い忘れなどが防げます。これにより、病院にかかったときは診療費の30%分を負担するだけで受診が可能となります。
ただし、国民健康保険に加入が発生するのは6カ月を過ぎた日から。それまでは無保険であれば、医療費は全額自己負担になります。 多くの留学生が留学先に選ぶのは「語学堂」と呼ばれる、大学に付属する語学学校ですが、ここでは入学条件に保険への加入をあげるところが多くなっています。
また、国民健康保険に加入しているから安心というわけでもありません。韓国の医療レベルは非常に高く、その分、疾病によっては医療費も高額になるからです。 留学の期間、病気や怪我なく過ごせればよいのですが、実際にはいつ病院に行くことが起こるか分かりません。安心して留学期間を過ごすためには、やはり留学保険に入っておくことをおすすめします。
では、留学保険に入るメリットを見てきましょう。
[留学保険に加入するメリット]
韓国の国民健康保険加入は滞在期間が6カ月を過ぎた翌月から加入義務が発生します。しかし、それまでの期間は無保険です。留学保険に入っていれば、この無保険期間を含め、自己負担がなくなるか、格安になります。
また、負担がなくなると言うことは、選べる治療方法が広がることを意味します。治療費を気にして受けたい治療をあきらめ、後悔することになったのでは留学した意味がありません。 やはり安心して留学するためには、治療費の負担がないことは重要です。
他人に怪我をさせたり、物品を壊したりしたときの補償を「留学生賠償責任」と言います。物損は悪気がなくても事故的に起こってしまうことがあり、万が一、損害賠償請求などを起こされたときに対応してくれます。
また、韓国は置き引きや盗難などが多く発生します。これらの携行品損害についても補償があるのは、とても安心です。
夜中に体調を崩したり、帰宅したら部屋から大切なものがなくなっていたり。また、自然災害や不慮の事故などにより、どうすればよいのかわからないことがあったとき、日本語でサポートしてくれるのは心強いものです。
では、何をポイントに留学保険を選べばよいのでしょうか?
留学保険は韓国のものもあり、比較的安く加入することができます。しかし安い分、制約も多いので、保証範囲が広い保険を選びたい人は日本の保険を選ぶ方がよいでしょう。
怪我や病気など医療費に関する補償はもちろん、留学生賠償責任や携行品損害についても十分な範囲をカバーするものを選びましょう。また、滞在期間のすべてを対象期間とすることも重要なポイントです。
一般的に90日までの留学はクレジットカードに付帯する保険でカバーできます。しかし、長期の留学では対象外。また、補償内容が十分でない場合も多いので、保険の範囲や金額を比較し、慎重に選ぶようにしてください。
韓国留学の保険について解説しました。
国民健康保険制度があっても安心するために、留学保険に加入する人が多くなっています。補償範囲や期間を慎重に調べ、最適な保険を選ぶようにしてください。