最終更新日2022.9.20(公開日:2020.10.05)
監修者:代表 江藤 准一
留学先として人気の高いアメリカ。大学数は4000以上あるともいわれ、語学留学だけでなく、アートやボランティア、ビジネスとさまざまな学びの機会があります。 このアメリカ留学には保険は欠かせません。その理由と保険を選ぶときのポイントを紹介します。
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最終更新日2022.9.20(公開日:2020.10.05)
監修者:代表 江藤 准一
留学先として人気の高いアメリカ。大学数は4000以上あるともいわれ、語学留学だけでなく、アートやボランティア、ビジネスとさまざまな学びの機会があります。 このアメリカ留学には保険は欠かせません。その理由と保険を選ぶときのポイントを紹介します。
アメリカの国民は白人やアフリカ系黒人、アメリカ先住民、アジア系、ヒスパニック系と多彩です。さらに世界中の人が留学を目的に渡米するため、実に多くの人種や民族、文化と触れ合うことができます。
そんなアメリカ留学は、学費や期間もさまざま用意され、他国にはない選択肢の広さも魅力のひとつです。学生はもちろん、社会人が英語力以外の分野のスキルアップを目的に留学するケースも多くなっています。
アメリカとひとことで言っても国土は広く、天候もさまざま。1年を通して温暖な地域もあれば、冬は寒さが厳しく夏は暑いところもあります。 留学は一定期間滞在することが多いので、気候をあらかじめ把握しておくことも充実した留学生活を送るために欠かせません。
アメリカ留学に行くのであれば、保険への加入は欠かせません。その理由は、医療費が高額なためです。風邪を引いただけでも数万円の医療費が必要。 救急車を呼ぶのにも数万円のお金がかかり、車中で応急処置を受ければ医療費が別途発生します。日本では考えられないことです。
当然ながら、日本の国民健康保険や社会保険は利用できません。つまり、無保険で病気になった場合、現地での治療費はすべて自費で支払う必要があり、多額の請求を受けることになります。
また、保険に入っていなければ、病院探しから医者との応対まで、すべてを自分でおこなわなければなりません。 たとえ日常会話は問題ない程度の英語力になっていても、医者の言葉は専門用語が多く、普段の会話では使わないものが中心です。 そのため、症状をうまく伝えられなかったり、医師の指示がうまく聞きとれなかったりします。
こういった状況を避けるためにも、留学保険に入っておくことが必須というわけです。
では、留学保険に加入するメリットを具体的に見ていきましょう
[留学保険に加入するメリット]
日本は国民皆保険制度が整っているため、どこで受診しても金額はほぼ同じです(自由診療を除く)。しかしアメリカは各病院が料金を設定するため、価格はまちまち。 しかも、各病院がさまざまなサービスを提供して差別化を図ろうとするため、診療費が値上がりしています。さらに医療訴訟も多く、その費用が診療費を高額にしているという側面もあります。
一般的には、風邪で診療しただけで150?200米ドル、救急車を呼べば1回あたり300~500米ドル程度を請求されます。これを免除、または格安にしてくれるのが留学保険ですから、入っておいて損はありません。
留学保険を活用することで、本来であれば建て替えるべき医療費を払わなくてもすみます。 また、病状によっては、どの保険に入っているかで受診できる病院が限られ、無保険の場合は、支払い能力を先に証明しなければならない場合もあります。 キャッシュレスであることは、単純にお金を払わなくてもいいこと以上にメリットがあるわけです。
大きな病院では日本語の通訳サポートがあることが増えていますが、ファミリードクター(小さな病院)ではなかなかそうはいきません。 医療用語は日常会話では出てこないものがほとんどで、英語初心者にとっては伝えるのも、聞くのも容易ではありません。その点、通訳サポートがあれば安心です。
体調を崩すのは日中だけとは限りません。夜中は空いていている病院も少なく、どうしてよいか分からないことが多くなります。また、病院以外にも器物破損や窃盗など思わぬトラブルに巻き込まれる可能性もあるでしょう。 このようなとき、24時間いつでもサポートをしてくれる保険に入っておくと安心です。
では、何をポイントに留学保険を選べばよいのでしょうか?
アメリカでは留学先の学校が入る保険を指定しているケースがあります。この場合は、それに入るしかありません。
また、クレジットカードに付帯している保険で十分では?と考える人もいるかもしれません。しかし、アメリカ留学では十分とはいえませんので注意してください。 その理由は、期間が限られていることがひとつ。多くは90日未満の滞在であればクレジットカードに付帯している保険でもカバーできますが、それ以上の場合は無保険になってしまいます。
もうひとつは、アメリカの医療費が高額で、クレジットカード付帯の補償額ではカバーしきれないことが多いためです。安心できる留学生活を送るためには、ぜひ最適な留学保険に加入してください。
以下に、留学保険を選ぶ際のポイントをあげます。
[留学保険を選ぶときの最低限のポイント]
これらは最低限となります。他にもさまざまな項目がありますので、保険料との兼ね合いを見ながら最適なプランを選ぶようにしてください。 また、日本の保険であれば日本語のサポートは24時間可能なことが多いのですが、現地の保険に入る場合はここもチェックしたいポイントです。
[留学中に自動車を購入されて運転される方へ]
アメリカで自動車を運転される場合、自動車保険の加入は必須です。アメリカの自動車保険は、住所や用途によって保険料が異なるなど日本とは大きな違いがあります。 また、英語で契約する必要もあり、留学生が自分で手配することはとても難しいのが現状です。
アメリカ留学の保険について解説しました。
アメリカは医療費がとにかく高額ですので、これをどうカバーするかが最も重要となります。 「身体は丈夫な方だから」「危ないことはしないから」と過信せず、手厚いサポートを受けられる保険を選ぶようにしてください。